2009-01-01から1年間の記事一覧

理工系にもやさしい人文

はじめての構造主義 (講談社現代新書)作者: 橋爪大三郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1988/05/18メディア: 新書購入: 26人 クリック: 165回この商品を含むブログ (191件) を見る 構造主義なんて難しそうだ、と最初は思いましたが、はしがきが優しげな文体…

退職強要を超えた方々

世の中には、退職強要について戦っている人がいます。特に、派遣切り後に派遣会社から退職強要することは、よくあることのようです。 会社の利益が少ないために会社が人を雇用しつづけられないこと、それ自体はわかるつもりです。何しろ、僕は利益やビジネス…

コミュニュケーション論まとめ(か?)

思うに、対面コミュニュケーションがうまくいかない人が考えているひとつのパターンとして、「自分は相手を怒らせることをしてしまうのではないか」あるいは「自分は仲間として受け入れられないのではないか」という想いがあります。それが、極端な強がりな…

下記エントリ書いて改めて気づいたこと

下記エントリの、対面コミュニュケーションに強いという自覚は、逆に僕の弱点になっている場合があると今思いました。大抵の場合、話をしている相手とは納得するまで話を続けられるのですが、端から見ると違う見方をされてしまう場合がありました。「端から…

顔をつき合わせてのコミュニュケーション

思えば、僕はメールや書面あるいは電話でのコミュニュケーションがずっと苦手でした。相手の表情からは、様々なことが読み取れるからです。相手と和解の方向にもっていくとき、対面だとすごく楽だと感じます。相手が話をうまく理解できなくて混乱していると…

デザインコンペのプレゼンへのレビュー

午前中に書いたエントリと少し関連して、言葉のやりとりを行ううえでよい刺激になった体験を紹介します。プロダクトのデザインを数人がプレゼンし、それについて何を感じたか具体的にレビューをした経験についてです。そのとき、一回のプレゼンについてレビ…

設計における論理のやりとり、そして誠実さ

プロダクトにしても建築にしても、設計が関わる業務において、言葉でのやりとりは重要です。僕はもともとそれが得意ではなかったのですが、実務に揉まれているうちによくしゃべる人になりました。例えば、設計内容を図面にしてもらうため、一緒に仕事をする…

ガンダム 知識労働社会のニュータイプ

ガンダム30thアニバーサリーコレクション 機動戦士ガンダムI[2010年7月23日までの期間限定生産] [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2009/07/24メディア: DVD購入: 10人 クリック: 81回この商品を含むブログ (30件) を見る 機動戦士ガンダムの…

人のもつDNA、人そのもの、その差異

重力ピエロ (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/28メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 204回この商品を含むブログ (829件) を見る いろんな場面でDNAが絡む小説でした。分類するならミステリー小説でしょうか。人を人として…

三波春夫さんについて、お客様の件

俗に言う“クレーマー”の恰好の言いわけ、言い分になってしまっているようです。元の意味とかけ離れた使われ方ですから私が言う段ではありませんけれど、大体クレーマーたるや、「お客様」と「様」を付けて呼んで貰えるような人たちではないと思います。サー…

AutoCAD得意技

link:エクセルから自動作図 上記は、去年にAutoCADを使っているときに僕が発見した技と同じです。やり方自体はシンプルなので、他にも使っている人がいるのだろうとは思いましたが、今日たまたま発見。例は建築の敷地図のようですが、アイデア次第で何でも作…

利益の方程式およびHの方程式

勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─作者: 勝間和代出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/04/04メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 291回この商品を含むブログ (151件) を見る 見た目やタイトルが地味であり、いつも読みやすい勝間本…

対峙されてしまうアーキテクチャ

NHKブックス別巻 思想地図 vol.3 特集・アーキテクチャ作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2009/05/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 42人 クリック: 477回この商品を含むブログ (116件) を見る この本を買って最初に読んだのは…

パーソナルマーケティングもやればできる

パーソナル・マーケティング作者: 本田直之出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2009/11/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 128回この商品を含むブログ (48件) を見る 勝間和代さんのライバルといえば、最近では…

まわりの人と夢をかなえあう(苦手な人も巻き込んで)

やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力作者: 勝間和代出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/12/04メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 88回この商品を含むブログ (50件) を見る この本でまず目をひくのは、まず本の帯が喧嘩腰であること…

『ザ・ゴール』にゴールはない

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か作者: エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2001/05/18メディア: ペーパーバック購入: 32人 クリック: 373回この商品を含むブログ (391件) を見る ビジネス書名著として定番の『…

思えば、昔からリーダーの人が大好き

僕は管理職に相当する方と話をするのが大好きでした。業務について話せば、あっという間に何十分も経ってしまうのがここ数年の行動パターンです。横田さん*1や原尻さん*2のような人に対しても、似たイメージを抱いているのかもしれません。 相手も僕と話をす…

ビジネスの名作は、まず自分の身の回りにある

30過ぎたら利息で暮らせ! (講談社BIZ)作者: 原尻淳一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/09/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (29件) を見る 今年になってから、なんとなくブログをはじめましたが、そこで何をするか決定的…

人気キーワード 坂の上の雲

昨日のブログ更新直後、数十分で数十件程度のアクセスがあったようで驚きました。キーワード”坂の上の雲”で検索する人多いんですね。 少年の国 坂の上の雲 第一回感想 - FDmountwill_millsの日記 日本紳士は博愛精神に富み、弱きを助け強きを挫く。常に法を…

少年の国 坂の上の雲 第一回感想

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/01/10メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 168回この商品を含むブログ (473件) を見る 大好きな小説のドラマ化第一回。セットや衣装の使いまわしに難点があるため(…

図面の決定力 鍛錬の記録

スケッチで学ぶ名ディテール作者: 遠藤勝勧,日経アーキテクチュア出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/04/23メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (5件) を見る 長年に渡り菊竹清訓設計事務所の副所長として活躍し、現在は遠藤勝勧建築設…

商品開発のノート術 「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)作者: 美崎栄一郎出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション発売日: 2009/09/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 33人 クリック: 860回この商品を含むブログ (118件) を見…

公共事業の改善におけるファンクション

ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ作者: 横田尚哉出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2008/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 24人 クリック: 257回この商品…

blog[社会]俺が欲しいのは口答えしないソルジャーだ、と言うリーダー

という映画が公開されるそうです。「俺が欲しいのは口答えしないソルジャーだ」なんていうリーダー、いたらたいへん。しかし、映画のキャラクターほどわかりやすい振る舞いではないにしても、実際にそういう人は存在します。そんなリーダーがいるところでは…

OKwebより炎上、各地に飛び火、業務効率化する派遣社員について

マクロを組んで作業するのは実力ではないですか?(1/5) - オフィス系ソフト 解決済み| 【OKWAVE】 マクロを組んで業務を効率的にこなしていた派遣社員の方が怒られてしまったとのこと。それだけでなく、OKwebのなかの回答でも、それが迷惑というものがありま…

プレファブメーカー ルイス・カーン??

先日のエントリでルイス・カーンの仕事について触れましたが、僕はかなりの知ったかぶりをしていたのではないかと考え中。ルイス・I・カーンのwikipediaを開いて読んだのですが、その生涯についての記述は意外なことだらけでした。 1935年、自らの建築設計事…

建築家不要論ではなく、建築家以外必要論

はじめに 建築の設計について、僕は実務経験として半年と少し程度。まだ学ぶことがたくさんある状態です。なので、今の僕が考えられることは製造業の実務経験とメディアに出てくる建築の話、それらをベースにしたもの程度。ベテランの人などから見て的外れな…

講演しない建築家による講演

汚いスケッチですが、東京の葛西臨海公園。広々とした敷地。東京湾と一帯となったランドスケープ。 内部スケッチ。 山形県酒田市にある土門拳記念館。汚いスケッチですが、幾何学的な四角い建物が池に映る様子。 以上、学生時代のクロッキー帳。建築設計課題…

高岡市金屋町

昨日、高岡市金屋町でおこなわれた、金屋町楽市inさまのこを見物してきました。鋳物産業が盛んである富山県高岡市。その発祥の地である金屋町では、石畳の整備や古くからの町並みの保存が行われています。その石畳の道路一帯および、古民家の内部を用いて、…

オリジナルて何だろう

1.はてなブックマーク - サイバーエージェント、ミニブログ「Amebaなう」開始へ | 情報・通信 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉 2.はてなブックマーク - オリジナルを創りだす | 渋谷ではたらく社長のアメブロ 3.はてなブックマーク - タイミングがわるいで…