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 昨日のブログ更新直後、数十分で数十件程度のアクセスがあったようで驚きました。キーワード”坂の上の雲”で検索する人多いんですね。
少年の国 坂の上の雲 第一回感想 - FDmountwill_millsの日記

 日本紳士は博愛精神に富み、弱きを助け強きを挫く。常に法を拠りどころにして、犯罪や不正を憎み、正義を貫く。

 イギリスから購入した軍艦が日本に到着するのを見た場面。高橋是清秋山真之に言わせるこの言葉も好きでした。
明治維新やその後の発展の時代、昔から興味がありました。mixiレビューなどでこんな映画の感想を書いたことがあります。再掲。

長州ファイブ [DVD]

長州ファイブ [DVD]

山尾傭三:松田龍平
井上勝(野村弥吉):山下徹大
井上馨(志道聞多):北村有起哉
伊藤博文伊藤俊輔):三浦アキフミ
遠藤謹助:前田倫良
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
 幕末、長州からロンドンに留学した5人の物語です。社会全体が揺れ動く不安定な時代において、夢を抱いて遠くロンドンに留学する。その勇気と心意気には共感させられるものがありました。
 5人の個性がいろんな場面で対比されていたと思うのですが、長州藩でイギリス船への砲撃があったニュースに対してそれぞれ反応する場面が好きです。学問に集中したのが山尾傭三と井上勝(野村弥吉)。地元で起こった諍いを鎮めようと帰国したのが井上馨(志道聞多)と伊藤博文伊藤俊輔)。それぞれの生き方がクローズアップされています。遠藤謹助はやや体が弱いという弱点もあって、映画のなかでは他の人よりうまくいっていないように見えたけれど、優しさと美的センスで人々の心に残るものを残します。それが大阪造幣局名物、桜の通り抜け。造幣の仕事それ自体も価値があるものとは思いますが、優しさにあふれるアイデアには他の人とは少し違った感動がありました。