デザインコンペのプレゼンへのレビュー

 午前中に書いたエントリと少し関連して、言葉のやりとりを行ううえでよい刺激になった体験を紹介します。プロダクトのデザインを数人がプレゼンし、それについて何を感じたか具体的にレビューをした経験についてです。そのとき、一回のプレゼンについてレビューを書く時間は、5分も無かったと記憶しています。その時間で良い点や悪い点を具体的に記述するのは、はじめは無理だと思っていました。しかし、書き始めると案外すらすら書けました。大学時代に専門教育を受けてきたことや、日頃の思考や言葉のやりとりが、確実に自分の力になっていると感じた瞬間でした。
 ツイッターのやりとりを見ていても思うのですが、感じたことを短く手短に言葉に変換することは、訓練次第で誰でも会得できると思います。特に、価値ある専門知識や経験をもつ人ほど、短く伝えるスキルが活かせる場面が出てくるのではないでしょうか。業務における指示や報告など、様々なやり取りにおいて有意義だと感じた体験でした。個人的には、考えを適切に伝えるスキルは、僕自身にとってまだまだ伸ばせる余地があるし、伸ばす必要があると考えています。