blog[社会]俺が欲しいのは口答えしないソルジャーだ、と言うリーダー


 という映画が公開されるそうです。「俺が欲しいのは口答えしないソルジャーだ」なんていうリーダー、いたらたいへん。しかし、映画のキャラクターほどわかりやすい振る舞いではないにしても、実際にそういう人は存在します。そんなリーダーがいるところでは、業務が滞るし仕事の受注なども目に見えて減っていきます。道義的観点や自分の利益という観点はあえて置いておいたとしても、まずシンプルに業務として問題が発生します。業務の効率を上げるテクニックやアイデアも伝わらないし、世間の評判もどんどん悪くなっていくからです。
 そんなリーダーも根は悪い人ではないと思うのですね。僕が毅然とした態度で望めば、話をしっかり聞いてくれるし、自分の行いが世間で悪いとされていることも十分理解している様子。強弁を押し通せば、言葉は支離滅裂になるし、人の目をまっすぐ見て話すことさえできていないからです。何度話し合っても、僕の提言はとてもよいことだという結論になっていました。そして、うまく仕事ができずにつらい思いをしているのはリーダー本人も同じ。それを見ていると、できれば助けてあげたいという気持ちの方が強かった。甘いでしょうか。最初に出会った時はそんなに悪い人ではなかったように思います。
 幸い、僕は収入も未来の展望も一応は確保しています。一方で、ブラックなリーダーは相変わらずと伝え聞いています。映画予告記事を見て、昔のそんな出来事を思い出しました。