マーケティングに使える資料
ある年配の方に言われたことがあります。将来つくる商品の売れ行きや、営業のことなどを、なぜ僕が資料のなかではっきりいえるのかということです。答えは単純です。昔であれば、営業や調査専門の担当者が足を使って得た情報と、会社のなかに大事に保管されている各種資料しか参照できるものがなかったのに対し、現在では上記のデータを参照できるからです。当時は営業とかマーケティングの管理職ぐらいにならないと、各種データの全貌は見えてこなかったのではないでしょうか。
もちろん、専門的な担当者の経験はかけがえのないものですし、データがわかればすぐ企画ができるとまでは言いません。ただ、現在ではどこからでもこうした資料にアクセスできるがゆえに、誰でも一定レベル以上の企画をつくる可能性があるということです。
データの提供元として、大きく分けて政府方面と民間シンクタンク方面があります。それぞれの概要をみるのにいちばん適しているのが、上記二つのウェブサイトだと思います。他にも各省庁や自治体や民間シンクタンクからたくさんデータが提供されており、担当業務の内容にあわせて参照できます。
さて、いい企画がんばりましょう。
さらに組み合わせると有効:過去記事より紹介
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