その数学の続きをみる
「極上の、決定的な一撃―なぜ、数字に〈よって〉考えるやり方は賢明で新しいのか― - FDmountwill_millsの日記」にて紹介した『その数学が戦略を決める』に関連して、興味深いものがいくつかあったので紹介します。
その数学がビシッと決める
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20100326/217846/
面白法人カヤックの柳澤社長による記事です。『その数学が戦略を決める』は、こうすればうまくいきますよということが素直に書いてあるタイプの本ではないのですが、そこから得た着想は仕事などに応用しやすいと思います。質問にビシッと答えるため。さらに一歩踏み込んで考えると、本質を見抜ため。そういうこと大切ですね。
その数学が相変わらず野球を変える
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20100326/217825/
最近では、『その数学が戦略を決める』に登場していた「貢献出走塁」の数式よりも、さらに改良された数式があるようです。以前に作成した〈2009シーズンNPB貢献出走塁〉でもヤクルトのガイエルは、中軸打者としてはぱっとしない成績(打率・本塁打・打点)のわりに、好評価でした。今年の活躍にも注目してみましょう。
その数学が使いまわされる
『その数学が戦略を決める』はいいタイトルだと思います。これは編集者の考えでつけられたタイトルで、原書のようにGoogle AdSenseなどによる数字の検討は行っていないそうですけど、成功したタイトルだと思います。それと装丁デザインがすごくよくて、ここ最近見た本で僕はいちばん好きですね。
- 作者: リチャード・ワイズマン,木村博江
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/01/26
- メディア: ペーパーバック
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