はやい作業とグローバル
PC操作―初心者向け
- http://crossbreed.jp/archives/200603072057.php
- マウスのボタンを押すしか操作に使っていない人は、身の回りに案外多いです。キーボードも使えるようになると圧倒的に速く作業ができるようになります。
- Ozawa-Ken - オザワケン
- キーボードの操作を指一本でやろうとする人も案外います。キーボードはそんなに扱いにくいものではないです。そこで、商業ソフトにも負けないほどキレイなフリータイピングソフトで、お遊び感覚で練習してみるといいかもしれませんね。
- マスターすればとっても便利なGoogle検索補助機能13個まとめ*二十歳街道まっしぐら(FC2ブログ時代)
- インターネットで使うグーグル検索には、いろいろなテクニックがあります。
会社の仕事でもPC操作がうまくできるようになると、うまく扱えない人の何倍も作業が速くなります。検索をうまく使うことによって、社内文書やデータは全部好きなときに見て参考にすることができました。書類作成の量も、段違いに多く体験しました。表面上のテクニックとしてだけでなく、仕事の本質的な理解へ向かう第一歩になった一面もあります。
なぜそこまで調べたり考えたりしないといけないのか
- 作者: トーマスフリードマン,伏見威蕃
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/01/19
- メディア: 単行本
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学生の頃に訪問した企業のひとつが中国に図面を発注していたため、このような業務については本を読む以前に知っていました。だから社会人初期には、図面を描くための操作を、普通にやるよりも何倍も速くする方法を追求してきました。人件費ベースで考えて少なくとも普通にできる人の5倍速い操作でないと、日本人の僕が図面を描く場面に関わる価値はなくなるからです。最初に紹介したウェブ記事にあるような内容は、より速い操作に役立つ最初の一歩でした。
5倍速い操作を実現すると、いちばん肝心なのは作業手順の奥底にある本質を見つけることだと理解しました。それは設計内容を考えるうえでも役に立ちました。本質を見抜いて、それをかたちに表現して実行するという思考プロセスとしては同じだからです。
より高い付加価値を見出せない人材は、グローバル社会において、仕事を得られずに不安定な立場にさらされる可能性が高いと考えます。だから、何するにおいてもできるだけ調べたり考えたりしてきました。PC操作の工夫は、その様々な工夫の一部です。
速い操作を追求していく過程で残念だったことは、その作業スピードについてくる人が少なかったことです。最近リストラされた人や、経験を積む機会がすくないために業務を理解できない人や、受注がなくなった作図業者などを見ると、自分がうまく育成できなかったからその事態を招いたのかもしれない、と反省しています。だから、人材育成の本を読んだりしたこともあります*1。いろいろな反省から気づいたことのひとつが、作図業務についてこれない人は、キーボードを入力したり検索したりすることもうまくできないことです。これは僕にとっては簡単であたりまえすぎることなので、他の人に説明する機会が少なかったのですが、知らない人はそこから覚える必要があると考えます。これがどこかで誰かの役に立てたら幸いです。