人文系読書なう

 

 年末年始、人文科学系の本を集中的に読んでみようと思ったのですが、その理解に関しては挫折したというのが正直なところですorz。さっきも読んでましたが、なかなか頭に入らない。一方、自分の立場に関して、その作業を通してより鮮明になりました。以下、思いついたことメモしておきます。

  1. 僕はやはり設計という作業が大好きだということ。そこから軸を外すと、うまくものごとを考えられない。今後も、いちばん主要な部分として専門的に技術や知識を磨く。専門家たるものとして当然のことかもしれないが、改めてはっきりと認識。
  2. 土木建設に関わる分野では、合意形成プロセスについての研究が多い気がする。橋爪大三郎先生や上田紀行先生のような文系の先生が、東工大社会工学科に籍をおいているのも、合意形成の研究として人文系の知識や理論が役立つからではないか。
  3. まちづくり、道路計画、ランドスケープ計画などは、製造業や単体の建築設計と比べても、意思決定者が多くて複雑なプロセスがあるのだと思う。だから研究がより盛んなのだろうと憶測。
  4. 人間関係、特に合意形成について考えるのはいまだに自分の弱点かもしれない。したがって、適切な合意形成のプロセスについて学ぶことは、今後の課題選択として適切と思える。地道に考えてゆきたい。