ひと昔まえと違うという衝撃

 先日話題になっていた件、twitterで無断フォロー禁止と何度も言ってしまって、ひんしゅくを買った方がいるようです。無断フォロー禁止の人をちょっと擁護したいのですが、10年前ぐらいのインターネットでは、無断リンク禁止「断りなくリンクを貼ったりするのはなるべく避けたほうがいいですよ」という感じのマナーが割と普通に通用していました。悪気があったのではなく、その当時の感覚で考えてしまったというだけのことだと思います。
 昨日、NHKクローズアップ現代にて、スマートフォン特集がありました。それを見て思い出したことは、職場でPDAやモバイルノート(いまの言い方でいうとネットブック)を頑張って使いこなそうとしていた人のことや、職場でmixiなどをいろいろ使いこなしていた人のことです。それに対して、当時の僕はデジタルガジェットSNS等をほとんど使いこなすことができず、いわゆるデジタルデバイドであり、仕事上の作業もうまくできないほうだったと思います。ですから、そういうことを教えてくれた人には、すごく感謝をしていますし、今後も活躍して欲しいと思っています。
 数年前に、僕よりもネットやデジタルに強いと思っていた人たちのなかで、現代のツールに全くついてこれないも多いです。SNSなどの趣味のネットではデバイドでもいいのかもしれまんが、資料検索や計算や文書作成において、現代のPCやネットでできる作業に対応できないことは、仕事では大幅なハンデになります。そういう人たちのために教育プログラム導入を訴えたり、役立つサイトやツールや操作方法を教えたりしたことがあるのですが、昔はうまくできる人だったというプライドが最大の難関でした。
 中学での優等生が、高校で成績が悪くなる場合があることと、似ている気がしました。僕もまさに中学までの優等生タイプでした。その体験から思うのは、こういう場合は余計なプライドは忘れて、素直に本当に基礎の部分から、地道に時間をかけて勉強する以外に克服する道はないということです。そういう場合があり得るので、僕は謙虚な気持ちを忘れないようにしています。

5/21追記

はてブtwitterでコメント頂いた方の意見などを拝見しますと、「無断リンク禁止」と言う言葉にしてしまうと言葉のあやとして、少々きつすぎる気がしました。少し修正します。

ご指摘いただいた方々、ありがとうございました。