ハッピー・フライト 感想文

ハッピーフライト ビジネスクラス・エディション(2枚組) [DVD]

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 昨日のテレビで見た映画、実に面白かったです。空港で働く人たちの群像劇。
 僕が特に共感したのが、やや頼りない若者たちに対する様々なベテランの人たち。個人的な実体験としてよく覚えているのが、こういった体験だから。
 機長を演じる時任三郎と、副操縦士を演じる田辺誠一。チーフパーサーを演じる寺島しのぶと、新人キャビンアテンダント(以下CA)を演じる綾瀬はるか。他、整備や管制室、空港の地上スタッフの間でも同様の構図がみられます。まあ、世の中どこでも上司と部下が存在しているものですから、多くの人がこういう場面に遭遇したはずですね。
 副操縦士や新人CAは、経験が少ないこともあっていろいろと失敗をやらかします。それを適切に、毅然とした態度で導いていく姿が印象的でした。
 空港で働く人々は、皆が飛行機を安全かつ快適に飛ばすという目的を達成するため、働いています。お互いに、厳しいことを言われて嫌になる場面もあるものです。
 仕事において大事なことを伝えようとしているのに「そんなことを言ったら相手は嫌な気持ちになるから言うな」なんてことは、絶対に通用しませんよね。それを怠れば、大事故につながる可能性もあるわけですから。
 飛行機事故でなくても、失敗によって多大な損害が生じるという場面が、仕事のうえではたくさんあります。

以下、関連エントリなど

 主演の田辺誠一さんが、ハッピー・フライトの話題をtwitterにてたくさん紹介されていました。職場のルールには、面倒くさそうなものもも多いですが、たいていいろいろ意味があるものですね。

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