@ryu2net 整理の仕組み 進化中
近年ではPCのツールが進化して、業務を効率的に行うテクニックが次々に発見できる状況だと考えています。*1この数ヶ月の間でも、ウインドウズの画面切替を効率化する方法がみつかってったり、活用してるものがいろいろあります。*2
"効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法"
"最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術"
僕は以前から、整理術に関する本が好きで何冊か読んでいました。上記の本でも、PCのツールを使って行う手段もいろいろ紹介されていました。しかし、それらの本が出版されてから一年以上経ったいまでは、さらに新たなツールが世の中に存在し、どうしようか混乱してきたため、新たな整理術本を買って読んでみました。
- 作者: 小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 単行本
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整理を工夫して効率よく業務をこなすことについて、嫌悪感を抱く人は案外多いものです。何も工夫せずに、書類に埋もれて長時間手を動かしているだけの人が、真面目だと評価されてしまうことも案外多いです。過去の仕事の体験で、それが最もつらいことでした。自分が効率よく業務を行うだけでなく、それを他のメンバーと共有できる仕組みが実行できていたならば、もっとうまくできたことがあるのではないかと、今は後悔しています。
ライフハックのような工夫について「小手先の技術」「効率を追い求めるだけ」というイメージを持つ人は、確かに世の中に存在します。この本では、それに対する反論もきちんと行っているように思いました。それは、まえがきの言葉を借りると ”イノベーションを生み出す力” であるということ。”日本や世界が直面している困難を乗り越えるために必要なイノベーション。それを個人のレベルから生み出してゆくノウハウとして、ライフハックが必要とされる時代〜” という言葉は、字面だけだと飛躍しすぎのように見えますが、いろいろ工夫してゆくと確かにそう思えます。
以前に読んだ『「仕組み」仕事術』という本のなかで、”本やインターネットなどで見るかぎり、ライフハックは、テクニックの数を増やすことに重きを置いているように感じます。しかし、ただワザを増やせば成果につながるわけではありません。小手先におぼれていては仕事の本質は見えてこないのです。”という記述がありました。しかし、『「仕組み」仕事術』の著者である泉正人さんも、『整理HACKS!』に登場した内容を取り入れているそうです。
http://www.financialblog.jp/1013/2009/08/post_208.html
個人的には、泉正人さんの仕事術本やお金に関する本も大好きだったので、こうした工夫が広がってゆくのは喜ばしいと感じました。人それぞれ、細かい点で異なる意見があっても、共有できる工夫もいろいろあります。よい工夫がいろんな人の間で共有できることは、 ”Happy ! になる” ことや ”イノベーションを生み出す”ことに対して役立ってゆくのだと感じました。