ジョハリの窓マトリックス


 自分と他人にとって、知っていることと知らないことを分類する。それがジョハリの窓です。もれなくダブりなく、いわゆるMECEに分類できるもので、相互理解の助けになるマトリックスです。
 私たちがそれぞれ知っていることには限界があります。考えたことの整理ができずに、自分にとって「わからない」という世界があることを認めたくない人は、立場というものによって正当性を証明しようとする場合があります。それでは、新しいことを知る機会を失うばかりでなく、職場の人間関係の悪化にも繋がります。
 そうして、解決の機会がないまま仕事に取り組んで、長時間の残業などになった経験があります。いろいろな分類の手法は、解決への希望を見せてくれる可能性があって、いろいろ勉強したくなります。