システィーナ礼拝堂天井画のプロジェクトに思う
BBC アートシリーズ ミケランジェロ ~神の手~ epispde.02 後編 [DVD]
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ミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂の天井画制作のエピソードが好きです。天井一面に描かれた「創世記」の場面。
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フレスコ画は、漆喰が乾燥する速度によって制約を受けるため、制作に時間がかけられない。失敗の修正するには完成した天井面をはつってからやり直すしかない。かなりストレスの溜まる制作環境だったと思われます。また、天井に向かって絵を描くという作業は、肉体的に相当な負担がかかるとのこと。天井のフレスコ画は、そんな困難な作業です。
しかしながら、天井画の制作は、目標や成果が見える形で存在していて、進捗が実感できる作業だったと思います。それは、すごくやりがいがあったのではないかと僕には思われます。
肉体的や精神的なストレスを克服する方法として、管理というものが有効だと思います。自分はこれだけやった。今日はここまでやるんだ。そういうことが目に見える仕組みのなかでは、自信を持つことができます。うまくいかないときは、違う方法や対策を考えるきっかけになります。自信ややりがいを産む仕組みとして、進捗管理が好きです。