訂正 問題解決整理フレームワーク

偽装体質企業 - FDmountwill_millsの日記に訂正があります。最後の~*2の書名。

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 →斉藤嘉則著、株式会社グロービス監修『問題解決プロフェッショナル-思考と技術」』(ダイヤモンド社),斉藤嘉則著『問題解決プロフェッショナル-「構想力と分析力」』(ダイヤモンド社)

 訂正後の本は読んでいないのですが、『グーグル10倍』の本の内容と違ってしまったので訂正します。訂正後の本について、僕は読んでいません。
 『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』はすごくいい本なのですが、題名の通り、あくまでピラミッドストラクチャ特化みたいなところがあります。ピラミッドストラクチャとは、問題の各要素を、会社の組織図のようなピラミッド型の図に落とし込んで整理するものです。これは、縦割りの構造が見えやすい反面、各要素の連携が見えづらい場合があるということですね。(余談ですが、縦割り型の組織におこりがちな問題とも似ているかもしれません。)これは『失敗力のすすめ』のなかでも指摘されていますし、『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』のなかでも触れられています。ピラミッドストラクチャはあくまで文章向けのフレームワークだと思います。
 個人的に、問題解決のフレームワークとして、いちばんしっくりくるのは『ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス』に出てきた<ツリー>というものです。(http://www.bossabooks.jp/cafe/review.html?id=4152&asin=4478420416)。これは、商品開発の業務で難航したとき、自分で書いてうまくいったときの図にすごく近かったので、よく覚えています。
 それより昔に読んだものでは、ベストセラーになった中公新書の『「超」整理術』の内容が念頭にあったような気がします。これは読んだ当時10代ですので、今では記憶があやふやです。思えば、昔からそういう本が好きでしたね。