業務のイノベーションとサッカー

イノベーションの達人!―発想する会社をつくる10の人材

イノベーションの達人!―発想する会社をつくる10の人材

 製品デザイン等を請け負うアメリカの会社、IDEOの本です。この本は以前に読んでいたのですが、以前に日記で紹介した本、”アイデアのちから”*1や、”「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質”*2でも事例が紹介されていました。
 人それぞれ、個性ある才能があります。それが10のキャラクターに分類され、商品の開発に貢献し合う事例が紹介されています。章の目次はミステリアスで興味深いものになっています。

プロローグ:天邪鬼にまけてはいけない。1章 人類学者、2章 実験者、3章 花粉の運び手、4章 ハードル選手、5章 コラボレーター、6章 監督、7章 経験デザイナー、8章 舞台装置家、9章 介護人、10章 語り部

 
 こうしたポジションがあってそれが有機的につながっていくことは、サッカーに近いと書かれている部分もあります。個人的にはまさしくその通りだと思いました。だから、僕はホウレンソウいらないと言う人も巻き込みたくなってしまいます。
 最近のビジネス書などを読んでいてよく思うのは、こうしたデザインの専門書で見かけたことに近いということです。最初に書いたように、そのまま事例として紹介されていることも多いです。こうしたことを、いろんな角度から考えて、さらに発展していこう、というのが最近考えていることですね。