ギター演奏のディープスマート

 昨日の日記の続き。僕はギター最近弾いてないし特別に上手くもないのですが、テレビに出ているのを見ると反応してしまいました。思えば、何かを操作するテクニックが上達する手順、というものがわかりはじめたのは、ギター演奏を通してだったと思います。特に、コード、和音というものを覚えだしたころは面白かったです。昨日の日記に書いた通り、それでたいていの楽曲にある程度対応できるからです。また、音楽理論でいえばペンタトニックスケールを覚えて活用するのも好きでした。ペンタトニックは音階の一種で、これを覚えればたいていのロックやブルースの音楽に対応できます。
 映画のバックトゥザフューチャーに出てくるのが、ブルース形式の楽曲で、ペンタトニックスケールでメロディを奏でるというやり方です。それをいろいろなアイデアで発展させていくと、現代的なロックのサウンドにどんどん近づいていくというものです(20年以上前の映画ですけど)。

 現代でも、そういう練習はいろんなところで行われています。

 ギター演奏でいうコードやスケールのように「これを覚えればたいていの場面で活用できる」という形式がどんな分野にもあると思っています。そう思えるようになれば、どんな課題が目の前にあってもあまり怖くはないのですね。