アニメ:ギャラリーフェイク第8話 父の値段
今朝コメント書いていて想ったのですが、エクセルの操作というのは注目されにくいものだと思います。職場で近くの席にいるときでさえ、他人が一体何をやっているかわかりづらい。文章や図面やパワーポイントスライドは、画面を通して何をやっているか雰囲気がわかるのですが、エクセルの関数やマクロになると何も伝わらないからです。だから、いい操作について自分がわかっているつもりでも、他の人はもっといい操作を知っている場合も、多々あるのだと思います。いい操作について、知る機会があるのはありがたいです。
ギャラリーフェイクというアニメの話を思い出しました。
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第8話 父の値段
理想の父親としてフジタに憧れを抱く女子中学生・友美。しかし、実際の父親は、腕時計オタクの冴えないバスの運転手。ある日、フジタの跡をつけた友美は、ギャラリーフェイクで展示されたアンティーク時計を熱心に見つめる父の姿を発見する。父は憧れのフジタと知り合いであった。
引用:GALLERY FAKEアニメHP
冴えない父親は夜中までPCの表を動かしています。中学生の娘は、趣味の時計をインターネットで眺めているだけだと思います。しかし、後に母親の話で真実が明らかになります。バス運転手としての誇りをもつ父親は、乗客の数、発車時刻、停車時間等、それぞれ集計して仕事に役立てていたのです。
父親の愛用する時計はミネルバ社のクロノグラフ。精密な時間測定にクロノグラフのストップウォッチ機能を使っています。ミネルバ社は、有名メーカーに時計のムーブメントを納入する部品メーカーでした。自社ブランドとしては有名ではなく、値段もそれほど高くない*1。主人公フジタは友美に言います。「地味と思われがちかもしれないが、中身は一流。君のお父さんに実にお似合いじゃないか。」
*1:漫画発表やアニメ放送当時はどうか知りませんが、今では人気が出て高価かつ入手困難です。