いろんなことにこだわるきっかけの本

 ポータルサイトや、SNSや、情報の共有、協力体制、そういったものにこだわるきっかけになった本があります。

不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書)

不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書)

 去年の秋この本を読んでいたのですが、最近の僕の行動にいちばん影響を与えているものだと思います。本を読んだり、レビューを書いたりするのもこれがきっかけと思えます。
 この本を読んで半年ぐらい経ちましたが、仕事は協力し合う方がいいというのが僕の考えです。[交渉人真下正義]のDVDレビュー等、それがはっきり出ていたレビューがいろいろあったと思います。
 この本は、それぞれ違う専門分野をもつ4人の著者が、協力体制のもとすばらしい本を書いています。そのこと自体が、協力というものの良さを証明しています。一部抜粋して紹介します。これは本の文そのままであり、特定の企業を指したケースではありません。


>商品開発部から一向に連絡がない。
>商品の発売予定を考えると、今の段階から生産体制の準備が必要だ。
>ところが問い合わせても、まだ検討中という返事ばかり(続く)


 そんな状況に思い当たる方、読む価値あると思います。個人的に心がけてきたこととして、本の言葉を借りると「せめて困った人に手を差し伸べる」というのがあります。今後は、「新たな協力社会をつくりだす」が目標ですね。

 カフェボッサmixiレビューにも挙げました。画面はカフェボッサの方がきれいなのですが、mixiは他に書いている人が多いのと一覧性がよいので、両方並行しています。はてなダイアリーに読書レビュー書く時は、日記の内容と関連しているときがいいのかなと今は考えています。
 この本の感想について、自分の職場が特別に不機嫌だと言いたいわけではありません。mixiで他の方のレビューを見ると、自分の職場みたいという感想をもつ方がたくさんいらっしゃって、日本のどこでも起こりうることなんだなと思いました。本の内容で、不機嫌な職場を解決した例として、SNSなどを活用するという事例がいくつかありました。
 僕の体験からいえば、こんな本を読んで仕事の役に立ったとか、こんなテレビを見てためになったのか、そういう話を聞く体験が好きだったんですよ。それが最近の行動の原点であり、ミッション・ステートメントにつながってます。