マイクロソフトやはてな等から提供されているヘルプ

エクセルにしてもブログにしても、何かをうまくできる機能はいろいろ用意されているわけです。エクセルでセルの設定をすれば*列*行になる、ブログで何とかの操作を開けば書籍の一覧になる。その機能は一応用意されています。

しかしながら、僕の経験からいえば、自分なりの工夫の方が早くて確実で、しかも応用だってきく場合も多かったと思うのです。多少手間が多そうに見えても、意外と早かったりする操作がいろいろあります。キーボードで、多少スペルの長い関数やコマンドを入力する時間と、ヘルプや参考書を探し回ったり人に質問したりウェブで質問したりする時間と、両方の時間を比較してどっちが早くなるか。また、ブログでカテゴリー入力を忘れずにやって書籍の一覧を出す手間と、少々複雑な操作で書籍の一覧を出す手間と、どちらがストレスが少ないのか。どちらがいいのかは人によって違うと思うので、それぞれの機能を使うことを薦めていた方の考え方を否定するわけではありません。

しかしながら、ヘルプに書いてあるような操作が、唯一絶対の正解と考えない方がいいと思います。製品にとってマニュアルは大事なものですが、操作をする人間がいわゆるマニュアル人間になってしまっては、何事もうまくいきません。

そこで、時間を意識することが大事だと思います。人力検索はてなの回答にもあったように、時計やタイマーなどのツールを使ったりして、時間の流れを意識してみるのはいいと思います。ヘルプやマニュアルで便利そうな機能をいろいろ調べて活用しようとした時期は、僕にもあります。しかしながら、それによって確実で信頼のある資料や図面ができたり、時間の短縮ができたりしたかというと、そうでもない場合も案外多いと思いました。

結論としては、現実の時間や成果を見て判断するのが妥当と思われます。