NHK教育 仕事学のすすめ ユニクロ会長柳井正 ピータードラッカー

 新シリーズがはじまりました。キーワードが顧客の創造ということでした。潜在的なニーズに応える。それをやらないとビジネスははじまらないということ。本当にお客さんがそれを欲しいと言い出すのを待っていたら、間に合わないのだということと理解しました。
 勝間和代さんの質問で「その声が聞こえなくて困ってしまうとしまう人も多いと思うんですが、その場合はどうしたらいいとお考えですか」というものがありました。「聞かないといけないんじゃないですか、お客さんの声が聞こえないのならそのビジネスはやってはいけない」という答えでした、一本筋が通ってます。
 商品開発担当役員の方も登場しました。以前に別の番組で見たのですが、その方の姿勢にも感銘を受けたことがあります。世の中で何が流行していて、人が何を考えているのか、いろんな情報源を通して常に考えているとのことでした。たとえば、テレビ番組を録画して何時間も見て、そこから世の中の動きを読み取ったりするそうです。
 こういう一本筋の通った考え方は、理解しやすいです。実際行動にも移しやすいと思います。問題は、それを徹底して行えるかどうかということだと思いますね。顧客の創造という考えに出会って納得したとして、成果に結びつけられるかどうかの差はその徹底さにあると思いました。