巌流島の戦い-手段の目的化-

宮本武蔵佐々木小次郎、剣術テクニック研究の成果自体においては甲乙つけがたい関係です。ただ、相手を倒すという目標において結果が違ったのだと思います。目的が、ただ相手を倒すということにあったか、研究したテクニックを用いて華麗に相手を倒すのか、ということ。宮本武蔵には二天一流という体系的なテクニックがありますが、巌流島においてそれは登場しません。使用したのは船の櫂を削って作成した変則的な木刀。さらに、遅刻という卑怯な手段まで使います。手段は華麗とは言い難いです。
PC操作について、いろんな参考書やウェブサイトがあります。それは僕にとって参考になるものでした。ただ、その内容をいつもフル活用しているかと思うと、意外に少ないものです。前にも似たようなこと書きました。