勝間 vs ひろゆき BSジャパン デキビジ #dekibiz を見て

 いろいろ話題になっている番組で、動画で全部見ていました。
 昨日のエントリで「それ(現代のウェブの状況)を踏まえて自分がどのように行動すればよいか」を紹介していきたいと書きました。それを考える上で、参考になる話題と思います。

  • 動画が消えているので、リンクに貼った動画を削除(5/9)文字おこしリンク追記します(5/8):link 2010-05-03


ネット上の反応はこんな感じでした。

 国民幸福度というのは、内閣府が平成22年4月27日に発表した「国民生活選好度調査 - 内閣府」を受けてのものだと思われます。幸福度が1位のデンマークなどの国に比べてかなり低いそうです。
 番組での勝間氏とひろゆき氏との会話は、残念ながら議論としてかみ合っていないように見えます。お互いがどんな考えをもっているかの事前共有などの準備が不足していたのかもしれません。
 勝間氏が行う議論は、興味深い話に発展することが多く、去年からこの日記で何度も取り上げています。だから、うまく議論がかみ合えば、より面白いものがどんどん登場するはずだと期待しています。

 そして、勝間氏のブログからも補足がありました。

 つまるところ、勝間氏の立場からいちばん明らかにしたかったことは、2ちゃんねるであろうと匿名ではないという点だと思います。
 IPアドレスについて、知らない人は多いのかもしれません。先日の交流会で、なぜ富山県ツイッターをやっている人が何人か集計するできるのかだろう、という話がありました。アクセスや書き込みをした端末のIPアドレスから、県レベルまでの位置は特定できることが多いからだと思います。まちツイ( http://machi.userlocal.jp/toyama/ )*1の集計は、おそらくそれに関する情報を利用していると思います。
 県レベルの位置が知れても、重要な個人情報についてプロバイダは開示しませんので安心です。万が一、犯罪性のある書き込みやアクセスなどがあった場合には、リモートホストプロバイダの契約者情報から、住所などの個人情報が警察に伝わります。
 だから、インターネットで書き込みや発信を行うとき、後ろめたくなるようなことはしないことが大切と思います(当たり前ですけど)。逆に言えば、被害に合いそうな場合には、相手の個人情報を特定して防ぐ手段があるため、被害を防ぐことができます。
 ほかに考えられることとしては、犯罪や被害という大げさなことでなくても、自分が嫌われる発言をしてしまったらどうしようという心配もあると思います。しかしながら、人間は考えをうまく言葉にできないことも十分ありえるもので、人はそれをある程度許容できます。本当に人に被害を与える場合というのは、よほど悪意をもって行わなければ、そうそう起きるものではないと考えます。後で補足して伝えたり謝罪したりすることも可能なので、非難されてどうしようもなくなるという場面は、そうそう起きないだろうというのが、僕の考えです。
 人は根本的に善良だと、僕は信じています。誤解があったり、かみ合わなくない場面があったとしても、それを解く手段は必ず存在するので、怖がらずに発信するのがよいと考えます。

*1:僕の家からだと大阪か静岡のリモートホストに分類されてしまうので、僕はまちツイ富山県に登場しません。